豚の角煮、子どもはまだあまり食べませんが、私は大好きです。
豚かたまり肉もお高いですし、調理に時間もかかるし、油抜きに失敗するとブリブリとした食感で脂っぽくなり、非常に残念な気持ちになります。
ホットクックで作ると、お鍋を使ってコンロで作るよりもほったらかしで、しかも安定した良い仕上りになるので、以前よりハードルを下げて作っています。
ヘルシオウォーターオーブンでも豚の角煮が作れるようだったので、どちらで作ろうかと迷いました。
そこで作りやすさ・食感・風味に差があるか、確認してみました。
ヘルシオウォーターオーブンレシピをお探しの方の参考になれば幸いです。
ホットクックレシピは下記をご参照下さい。
※我が家はウォーターオーブン:AX-XA20 ホットクック:2.4LのKN-HW24Eを愛用しています。
ウォーターオーブンで豚の角煮
材料(約4人分)
豚バラ肉(かたまり)800g程度
※脂身が多すぎず、脂と身のバランスがよいものを選ぶ
【A】
酒 100mL
砂糖 大さじ5
しょうゆ 大さじ5
にんにく(薄切り等)1かけ
しょうが(薄切り等)1かけ
水 200mL
作り方
【ウォーターオーブンで焼いて脂を落とす】
- 水タンクに水を入れる。(水位1以上)
- 豚バラ肉は約4~5㎝角に切る。
- 天板にアルミホイルを敷き、その上に油を塗ったアミをのせて豚肉をのせて下段に入れ、調理ボタンを押す。
(アルミホイルは30cmサイズの天板サイズに合った大きいものを使ってください。通常サイズは25cmで2枚必要となり、隙間から脂が流れてしまいます。
アミにも油を塗っておかないと肉がくっつき取りにくくなります)
手動調理 → ウォーターオーブン → 予熱なし・1段 → 決定 → 190℃・30分 → スタート - 加熱終了後、天板を取り出す際、高温の油がたくさん天板に溜まっていて危険です。注意してゆっくり取り出して下さい。
【ウォーターオーブンで煮込む】
- 水タンクに水を入れる。(水位2)
- 取手の取れる鍋に焼いた肉と【A】を入れクッキングシートで落し蓋を作って入れ、更にアルミホイルでフタを作ってかぶせる。
- ②を天板にのせ、下段に入れて調理ボタンを押す。
手動調理 → 煮こみ → 約1時間10分 → スタート
※正統な材料・作り方は公式レシピをご参照ください。
ホットクックとウォーターオーブン 豚の角煮比較
見ため
ウォーターオーブンで焼いた方には肉に焦げめがついています。
風味食感
味しみは同じくらいの印象です。
ホットクックで加熱終了後にフタを開けて煮詰めたり、ウォーターオーブンで加熱終了後にコンロ等で煮詰めたりすると好みの味の濃さに調整できます。
公式レシピよりも薄めの味付けですので、良い感じに調整して下さいね。
食感の違いは一番大きなポイントに感じました。
ウォーターオーブンで焼いて脂を落とすので、カリっと焼けた香ばしさがあります。香ばしさが出る一方、焼けて固い部分があります。
ホットクックでは茹でて脂を落として煮込むので、香ばしさはありません。
その分、焼けて固くなる部分がなく、やわらかです。
使い勝手
今回ウォーターオーブンで豚の角煮を作る中で、一番「やってしまった」と思ったのが、③天板にアルミホイルを敷くことです。
通常の25cmアルミホイルを2枚敷いたのですが、天板の大きさは30×40.9cmです。
5cm足りずに重ね合わせた部分から脂が天板に流れてギトギト、ホイル自体も天板にくっつき、後処理に苦労しました。
ヘルシオ上級者の方は大きいクッキングシートやアルミホイルを使っていることを目にしていたのに、またうっかりしておりました…。
すでに調理後ですが慌てて購入したのがこちら、30cm幅の厚手アルミホイルです。
次からは、しっかりと天板を角まで覆うようにします…!
更にアミにもお肉がくっつき、アミに油を塗っておく必要がありました。
焼き上げて香ばしく仕上がる半面、焼く時に気を付けるポイントが3つあります。
- 天板に大きめホイルを敷く
- アミに油を塗っておく
- オーブンから取り出す際に溜まった脂が高温(バチバチしているくらい)なので、ゆっくり気を付けて取り出す
ホットクックだと、茹でてから煮込むので、このあたりの心配がありません。
まとめ
香ばしい焼き上がりが欲しい方はウォーターオーブンで、やわらかい食感が欲しい方はホットクックで作ることがおすすめです。
我が家は「ホットクックでやわらか」を選ぶことに決めました!