ヘルシオの「焼き魚&茶碗蒸し」同時調理、私も最初は「本当にできるの?」と半信半疑でした。
できます!茶わん蒸しがあると嬉しいよね!
上段で魚を焼き、下段で茶碗蒸しを蒸す。
調理時間は25分程かかりますが、忙しい日の夕食にメインと副菜が一気に完成するのは本当に助かりますよね。
ただ、この便利な機能を使いこなすには、いくつかの「失敗しないコツ」があります。
我が家は3歳・5歳の子ども達と帰宅後わあわあ なりますので(笑)、最大のポイントは「帰宅後すぐに加熱開始できる下準備」!
なるべく朝のうちに準備を済ませておくと本当に楽ですよ。
この記事では、そうしたスムーズな段取りのコツから、「魚が網にくっついちゃう…」「茶碗蒸しがうまく固まらない…」といった調理中の失敗を防ぐ具体的な対策まで、詳しくご紹介します。
この記事が、あなたのヘルシオ活用ライフの参考になれば幸いです。
ヘルシオ「焼き・蒸し同時調理」の魅力とは?
この機能がなぜ忙しい日におすすめなのか。
それは、なんといってもその「時短効果」と「ほったらかしOK」な点にあります。
- メインと副菜が一度に完成 メインのおかず(焼き魚)と副菜(茶碗蒸し)を別々に作る手間が省けます。
- コンロが塞がらない ヘルシオが調理している間、コンロでお味噌汁を作ったり、別のおかずを準備したりと、キッチンを効率よく使えます。
- セットすれば”ほったらかし” 火加減を見る必要がないので、加熱開始ボタンを押したら、あとはお皿を準備したり、子どもの相手をしたりする時間に充てられます。
帰宅後の慌ただしい時間でも、下準備さえしておけばセットするだけ。約25分後には食卓が整う、まさに神機能です。
【最重要】同時調理を成功させる「3大ポイント」
この記事で一番お伝えしたい「失敗しないコツ」の全体像を最初にご紹介します。 この3つを押さえれば、もう失敗しません!
- 【段取り】朝のうちに「下準備」を済ませる
- 【焼き魚】「くっつき防止」対策を万全に
- 【茶碗蒸し】「なめらかに固める」ための3原則
それぞれの手順や詳細は、作り方の中で詳しく解説していきますね。
焼き魚と茶わん蒸しの材料(4人分)
まずは基本の材料です。具材はお好みのものでOKですよ。
- 塩鯖や塩鮭(切り身) 4枚
- 一緒に焼く野菜:かぼちゃ、しいたけ等お好みで
【茶わん蒸し】
- お好みの具材(今回はカニカマと枝豆)
- 卵 2個
- だし汁 360cc
- みりん 小さじ2
- しょうゆ 小さじ1
- 塩 少々
※アルミホイルで茶わんにフタをする
※我が家はウォーターオーブン:AX-XA20を愛用しています。
ヘルシオ同時調理の作り方と「下準備」のポイント
ポイント①:朝の下準備は重要!
帰宅後の「わあわあ」を回避するため、朝の数分でこれだけやっておくと本当に楽です。
- 茶碗蒸し用: 具材をカットしておく。茶碗に入れておいても◎
- 焼き魚用: 塩鯖なら皮目に十字の切り込みを入れておく。(身の反り返り防止)
- 野菜: 一緒に焼く野菜(かぼちゃ等)をカットしておく。

これらをタッパーやバットにまとめて冷蔵庫に入れておけば、帰宅後の作業は数分で完了します。
【帰宅後の調理手順】
- 水タンクに水を入れる。(水位2以上)
- ボウルで卵を溶き、だし汁、みりん、しょうゆ、塩を加えて混ぜ合わせ、卵液を作ります。 (※コツ:この時、あえて濾さないでください!理由は後述します)
- 茶碗蒸しの器に、朝カットしておいた具材を入れます。
- 上から静かに卵液を注ぎます。
- アルミホイルで器に「しっかり」と蓋をします。(※重要)
- 角皿に⑤の茶碗蒸しを中央寄りに並べ、ヘルシオの下段に入れます。
- アルミホイルを敷いた角皿に油を塗ったアミをのせ、魚と野菜を並べます。(またはグリルマットを使います)
- ⑦をヘルシオの上段に入れます。
- あとはヘルシオにおまかせ!
操作手順: お料理選択 → ヘルシオおすすめ → セットメニュー → 焼き蒸し同時2段メニュー → 焼き魚&茶わん蒸し → 分量選択 → スタート





失敗談から学ぶ!調理の「うっかり」防止策
私が過去にうっかり失敗したポイントと、それを防ぐ具体的な対策を詳しく解説します。
ポイント②:焼き魚の失敗対策
失敗例:「魚が網にべったりくっついて、身がボロボロに…」
これは本当に悲しいですよね。せっかくふっくら焼けても、お皿に盛る時に崩れてしまうとテンションが下がります。
【対策】 アミを使う場合は、アミにしっかり油を塗ってください。 ただ、私の一番のおすすめは、専用のグリルマットを敷くことです。
これなら油を塗る手間もなく、食材のくっつき防止に有効ですよ。
ポイント③:茶碗蒸しの失敗対策
失敗例:「うまく固まらない…」「『す』が入ってなめらかじゃない…」
ヘルシオの同時調理(上段焼き・下段蒸し)は、通常の「蒸し」機能とは少しスチームの出方が違うようです。
このメニューで茶碗蒸しを成功させるには、以下の3原則が鍵でした。
① だしの量は卵の「3倍」
卵液がゆるすぎると固まらず、逆にだしが少なすぎるとカチカチに固くなってしまいます。 卵1個(約60g)に対し、だし汁180cc(180g)の「1:3」が黄金比です。

② 卵液はあえて「濾さない」
なめらかさを追求して卵液を「濾す」と、白身のコシ(固まる力)が弱まってしまいます。通常の蒸し器なら良いのですが、ヘルシオの同時調理では、このコシがないと固まりにくくなることがありました。
白身を切るように菜箸で軽く混ぜる程度でOK。あえて「濾さない」方が失敗しません。
③ アルミホイルで「しっかり蓋をする」
これが一番のポイントかもしれません。
アルミホイルでフタをするのを忘れると、表面が少し焼けてしまいます。

上段の焼き調理から水滴が落ちたり、蒸気が逃げてしまったりするのを防ぐため、器のふちに沿ってアルミホイルを隙間なく、キュッと密着させます。
これが「す」が入るのを防ぎ、なめらかな仕上がりを実現してくれます。
まとめ
ヘルシオの「焼き魚と茶碗蒸し」同時調理は、下準備さえしておけば、帰宅後約25分でアツアツの和定食が完成する、忙しい日の救世主です。
- 朝のうちに具材をカットしておく(下準備)
- 焼き魚はグリルマットなどで「くっつき防止」
- 茶碗蒸しは「だし3倍・濾さない・蓋をしっかり」の3原則
これらのコツを押さえて、ヘルシオをもっと活用し、忙しい日も美味しく乗り切りましょう!

